まずは楽しい食卓を
「うちの子、あまりご飯を食べてくれないんだけど・・・」
私が食に関心があるからかもしれませんが、子育てセンターなどに子どもを連れて行くとこのような言葉をよく聞きます。
うちの子どもたちは比較的よく食べる方ということもあって、ご飯を食べないという心配はあまりしたことはありませんが、それでもたまに食べないときもあります。
後から振り返ってみると、前の食事でたくさん食べていたり、間食のしすぎだったり、運動不足だったりとそれなりの理由はあったりしますが、その場では何で食べないんだろうって心配になったり、せっかく作ったのにとイライラしたりもするものなんですよね。
もしかしたら、その子その子で持って生まれた才能や能力があるのと同様、必要としている食事の量、栄養の量も違うはずなので、普段からあまりご飯が食べない子の場合、省エネ体質といえるのかもしれません。
だけど、本当にそれだけなのでしょうか?
そこで、私が見聞きした範囲ですが、あまりご飯を食べないお子さんに何か傾向みたいなものがあるのか探ってみました。すると、
・一人っ子(第一子)で、食事のときは母親と二人っきり。
(母親の方は子どもの食べ散らかしぶりに多少イライラしている)
・第二子以降の子だけど上のお子さんと年が離れていて、離乳食は市販のレトルトがほとんど。
(大人用、子ども用、赤ちゃん用に準備するのがめんどくさいから。我が家も同じ構成なので、お気持ちはよくわかります)
といった共通点みたいなのが見えてきました。
もちろん、どこかの保育園に協力してもらって調査をしたわけでもないので、たまたまそのようなお子さんが私の周りにいただけなのかもしれません。
それに、上記にあげた項目に当てはまっても、もりもり食べるお子さんもいらっしゃるかもしれませんので、あくまで推測の域を超えません。
ですが、子どもにしっかりご飯を食べさせるには、
・食卓が楽しいこと
・手作りの美味しいご飯を食べさせること
の二点が重要ではないかと考えています。
実際、我が家も次男が産まれる前は長男は一人っ子状態でした。
主人も平日の帰宅が遅く、家族全員で食卓を囲むなんて平日はまれです。
それでも、幼少期よりしっかりご飯を食べさせるために、食事を楽しむ工夫はしていました。
例えば、鍋に入った鶏団子などの熱いものを食べさせたい時なんかはスプーンに食材をすくい、そのスプーンを高いところまであげて、
「お団子ロケット発射準備完了! 3・2・1・・・発射~!!」
と言いながら、高いところにあげたスプーンを左右に振りながら口元まで下ろしていき、口に含ませるのと同時に
「○○(←子どもの名前)基地に到着~」
なんて食べさせると、我が家の子どもたちは喜んで口を開けてくれます。
しかも、私は基本めんどくさがり屋なので、第一子長男の時から離乳食といったものを特別に準備しませんでした。
離乳食初期の10倍粥、7倍粥までは作りましたが、2人ともあまり粥を好まなかったこともあって、比較的早い段間から白米に移行しました。
野菜や魚類も大人用に作ったものをお湯で洗って、味を薄めたくらい。
それでも、長男次男ともに個人的な事情があり定期的に血液検査をしていますが、特に問題を指摘されたことはありません。
このことからも離乳食作りなど食事の準備に躍起になるよりも、手抜きできるところは手抜きして、食事をする時間そのものを楽しく過ごした方がいいのではないかと考えています。
それに、普段食事の際は母親と二人っきりであまり食べないお子さんでも、うちの子どもたちと一緒に食べると「ご飯を食べるのは楽しい」と思ってくれるのか、たくさん食べて、その子の母親もビックリされるといった経験も何回かしています。
そういう姿をみているとやっぱり、子どもにしっかりご飯を食べさせるには、
・食卓が楽しいこと
・手作りの美味しいご飯を食べさせること
の二点が重要ではないかと思ってしまうのです。
ここで、ふと気になったのですが、そもそも、なぜ人は食事を取るのでしょう?
自然界を見てみると、動物も植物も他の生物からエネルギーを取り入れて、命をつないでいます。
・植物は主に太陽と大地(地球)の生命エネルギー
・動物は主に他の生物の生命エネルギー
ですよね。
もしかしたら、太陽と地球の生命エネルギー?なんておっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、太陽も地球も生きています。
太陽は自ら輝きを放つ恒星なので、いつか燃料切れを起こす時がきます。
それを寿命とするなら太陽の寿命は100億年くらいで、現在46億歳なんて言われてたりもするんです。
では、地球の寿命はといいますと、ざっくりとですが地球の温度は太陽の熱によって保たれてますので、太陽も寿命がつきると寒くてとても生物が住める環境ではなくなるはずです。
それ以前に、太陽が燃料切れを起こす直前(といっても数億年前ですが)、膨張を始めるのでまず熱すぎて生物が住めなくなります。
この辺の話の詳細は天文学的な話になってくるので今回は避けますが、つまりは太陽も地球も寿命があり、寿命があるからには生命体であるといえるのです。
ということは、人も食事をとることで、他の生物の生命エネルギーをとりいれ、そのエネルギーを素に命をつないでいると言えるのです。
さて、その命をつなぐために摂取する生命エネルギーですが、エネルギーと一言でいってもその質に当然違いはあります。
例えば、
・土にも肥料にもこだわり、太陽の光を存分に浴びてつくられた有機野菜
・農薬や化学肥料、成長促進剤などをたくさん使って、ハウス栽培された野菜
どちらのお野菜の生命エネルギーが高いかと言われたら一目瞭然ですよね。
輸送状態などの他の要因が全く同じであれば、有機野菜の方が生命エネルギーが高い状態であると言えます。
ですが、食物がもつ生命エネルギーも他のエネルギーの波動
(画像出典:幸せを引き寄せる波動を上げる8つの方法 | セレンディピしょくティ)
によりその質が変わりますので、食卓の「場」のエネルギーがどうであるかは何を食べるか以上にとても大切なのです。
物質が持つエネルギーが他のエネルギーの波動によりその質が変わる、とはどのようなことかと言いますと、あまり適切な例ではないかもしれませんがホープダイヤモンドなんてその一例かもしれませんよね。
真偽のほどは定かではありませんが、元々ただのブルーダイヤだったのにもかかわらず、歴代の持ち主たちの強いネガティブな思いにより所有者に不幸をもたらすダイヤに変わってしまった、みたいなことが世の中にはあるみたいです。
さすがにそれは極端な例だとは思いますが、それでも
「いつまで食べているの?」「いい加減、さっさと食べて!」
このような言葉が飛び交う食卓は、「場」のエネルギーがイライラガミガミとした低い波動に満ちています。
たとえ、前述の有機野菜で作られた料理であっても、そのような場の波動が低い場所でいただく食事は、子どもの発育・成長に好影響をもたらすのでしょうか?
私は、何を身体に取り入れるかということも大事ですが、それ以上に、どのような場で食事をとることがもっとも大切だと考えています。
ですから、先日、食生活改善のポイントとしてあげた10項目
primavera-rose1108.hatenablog.com
のトップバッターとして、
まずは楽しい食卓を。
あげさせてもらいました。
ぜひ、 日々の食卓を楽しんでみてくださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
ピッカピカの、一年生♪
昨日は、長男の小学校入学式でした。
私の住んでる地域では、まだつぼみ~咲き始めといったところですけど、桜が大好きなので載せてみました。
長男が産まれてから7年弱が過ぎ、それなりにいろいろとありましたけど、ここが一つの節目なのかなとも感じたりしています。
義務教育も始まり、校舎への行き帰りも集団登下校。
幼稚園入園のときにも少し感じたけれど、どんどん私が知り得ない長男独自の世界がますます作られていくんでしょうね。
一方で、いわゆる義務教育に疑問を感じたりもしています。
長男の「小学生になっても、もっとサッカー頑張って、サッカー選手になりたいです!」という思い。
私からみて長男が秀でていると感じている、創造力・発想力などの新しいものや価値観を作り出す力を伸ばしたいという思い。
これらを活かす教育を義務教育でしてもらえるかといったら、おそらく期待しない方がいいのでしょう。
それは、自分自身を含めて、旦那やママ友たちを初め、周りの大人たちを観察してみるだけでも火を見るより明らかで、その人その人が本来持ち合わせた才能や能力を活かすような生活をしているかといったら、そういう人は皆無に近いからです。
みんな、ただ、なんとなく流されて生きている。
とはいえ、今の子どもたちが受けている義務教育がどうかと聞かれたら実際のところはわからないし、義務教育については今読みかけの本があるので、読み終わったらまた自分なりにも検証してみたいと思っています。
そんな私が、やっぱり気になるのは給食の献立。
小学校のHPに4月の献立表が載っていたので、早速確認してみました。
基本的には
・一汁二菜
・週1の味つきご飯(炊き込みご飯、ちらし寿司など)
・週1回のパン給食
・野菜中心
といったところ。
米粉や豆乳を使ったメニューもあり、それなりに健康に配慮してるとも言えます。
ただ、気になったのは、
・肉食が多い
・ということは、魚が少ない
・毎食、必ず牛乳がついてくる。
といったところ。
4月分15食の給食で魚が出てくるのは2食のみで、それも、鮭とはたはたなので青魚が1食もありません。
それに、日本人の子どものための給食なのに、日本人の主食であるお米ですら毎食出てくるわけではないのに、なぜか当たり前のように毎食でてくる牛乳。
牛乳って牛のお乳ですよ?
牛の赤ちゃんが大きく成長するために母牛が生成しているお乳を横取りして、人間の子どもたちに与えているようなものなんですよ?
それが例えばねずみのお乳だったら、子どもたちに積極的に飲ませるのでしょうか?
人間の子どもに牛のお乳を、毎食必ず与える日本人の給食。
そこになぜ疑問を感じないのでしょう?
完全にやめましょうとはいいませんけど、毎食ではなく牛乳もあくまで嗜好品としての扱いで週1くらいにして、その分の予算で青魚を食べさせたり、雑穀米にしたりしてもいいんじゃないかなと個人的には思いました。
そんなこんなで来週からまた新しい生活が始まります。
小学校にあがるのを楽しみにしていたうちの長男。
帰宅後早速、お勉強する~と、配布されたこくごの教科書を読んでいました。
新しい絵本を買ってもらったのと同じ感覚なのかもしれませんよね。
今の長男を見ていると、やっぱり創造力・発想力が秀でているようにみえるしそこを伸ばしてあげたいなと思う今日この頃。
私自身まだまだど素人の範疇を超えませんけど、もう少し長男が大きくなったらたまに作っているYouTube動画の作り方を教えて、作らせてみてもまたおもしろいのかもしれません。
そんなことを思いながら過ごした長男の小学一年生初日でした。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
食事改善日記 第3週のまとめ
成り行きで始まった 「日々の食事内容を公開していくシリーズ」
自分を律することにもなるし、読んでくださる方の参考になればいいなと2週目まではすべての食生活を公開してました。
ですが、前回も書きましたが、食生活改善のポイントは継続可能かどうかであるということ。
食べることは基本的には生きている限り続きます。
どんなに身体にいい食生活でも、無理なく続けられることでなければ、挫折して元の木阿弥というのでは、せっかく食による体質改善を始めようと思ったのに、もったいないですよね。
それに、身体にいい食生活をということで、口に入れるもの全てを身体にいいと言われているものに変えればいいかといったら残念ながらそうではありません。
例えば、アップルの共同創業者、スティーブジョブズ氏。
膵臓がんの転移による呼吸停止で2011年に56歳という若さで亡くなっていますが、彼が菜食主義者であったことはあまりにも有名ですよね。
マクロビ食がジョブズ氏の本当の死因ではないか、という説もあるくらいですが、この記事の考察がなるほど~と思ったので、ご紹介します。
私もジョブズ氏の死因はこの記事にも書かれている通り、
・異常なまでの果実食主義であること
・すい臓摘出手術と肝臓の臓器移植をしていること
の二点ではないかと考えています。
それ以上に私が気になったのは、東洋医学に精通していて、西洋医学に疑問を持っていたジョブズ氏。
がんだと診断された当初も菜食主義を貫きながら、鍼灸治療、ハーブ療法、光療法などの自然療法や伝承療法に活路を求めたくらい病院嫌いだった人がなぜ手術を行ったのでしょうか?
これはあくまで個人的な見解ですがジョブズ氏が手術を行った理由は、
・「がんと共存する」でなく「がんを根絶する」という発想でいたということ。
・周囲の西洋医学信者たちによる手術を勧める声が過大であったこと。
の二点ではないかと考えています。
摘出手術を行うということは、自分の体内に発生したがんを悪者にして、がんをやっつけよう、自分の人生から追い出してしまおうとしたこと。
それが、ひいては自分自身をやっつけようとしたことになってしまい、結果的には命を縮めてしまったのではないかと考えています。
つまり、健常な細胞=ポジティブは受け入れるけれど、がん細胞=ネガティブは受け入れないというあり方ですよね。
ですが、ポジティブもネガティブも自分自身には変わりありません。
これが、「がん細胞も自分の中で発生したものだから、どうやって仲良くつきあっていくか」という発想で日々過ごしていたら、また違った結果だったかもしれません。
また、マクロビの代表者である久司道夫さんとそのご婦人もガンで亡くなられているのも同じような理由なのかもしれませんよね。
もちろん、すべての西洋医学的処置を否定するつもりもありませんし、久司ご夫妻の件もまた検証していきたいと思っていますが、食生活を改善するとはいえ初めからガチガチに変えるのではなく、無理なくできるところから少しずつ改善していけばいいというのが私の考え。
それも、1週間単位で調整すればいいのでは、と現時点では考えています。
でも、毎日、今日は○○を食べました。と日々書いていっても、では1週間単位でみるとどうなのか、ってちょっとわかりにくいですよね?
なので、今回は試験的に夕食の献立のみ1週間分一覧にしてみました。
それがこちら↓
基本的に一汁二菜(たまに三菜)で、野菜や海藻を意識的に出すようにしています。
魚が少なめですが、3月31日(金)の
昼食:寿司(いわゆる100円寿司です)
夕食:バイキングにて、寿司をいただく。
と、寿司ばかりですが私も長男も生魚をいただいています。
上記メニューのうち、長男が食べてくれなかったのは下記の通り。
・3月29日 鰯の蒲焼き
→ 骨が多すぎ(大人は気にならないレベル)で長男食べるの断念。
「おいしいから、もっと食べたいのに~」と半泣き状態でした。
・同 豆腐と白菜の中華煮
→ 木綿豆腐が苦手で食べてくれず。
・4月2日 豚ヒレステーキ玉葱ソース
→ 玉葱ソースが嫌だとほとんど残す。
・同 キャベツと油揚げの煮浸し
→ 煮物・煮浸し系は基本食べてくれない。
油の摂取量が多いからと揚げ物・炒め物を控えて、煮物を多くすると食べてくれないのはお子さまあるあるなのでしょうか。
その辺のバランスも含めて、再度検証していきたいと思っています。
また、3月28日ですが、この日は家族全員が風邪気味だったこともあって、1日通して風邪撃退メニューにしてみました。
特に次男が発熱・咳・鼻水・目やにと症状が多く出ていたので、次男のケアが中心ですが動画を作ってみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
ちなみに、この動画でご紹介している食事の参考レシピは下記の通りです。
※このレシピでカルピスをりんごジュースに変えましたが、長男には不評でした。また別のレシピを試してみます。
※もう少し甘みがほしかったので、てんさい糖と塩を少々入れたら美味しすぎて、長男と2人で一気に食べてしまいました。笑
※私はこのレシピに白菜と人参も足して野菜たっぷりに仕上げました。
子どもが風邪を引いて何を食べさせていいか迷った時、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
そもそも、身体にいい食生活とはなんでしょう?
週末、家族で和倉温泉の金波荘に行ってきました。
(画像出典:【公式】湯快リゾート金波荘|和倉温泉)
客室からは大きなベランダから海が一望でき、朝や夕方、窓辺に遊びに来てくれた海鳥に子どもたちは大興奮。
源泉掛け流しのお風呂はまろやかな泉質でとても気持ちよく、大浴場の前面がガラス張りだったので海を臨みながらのんびり出来、身体も心も癒されました。
食事は朝夕ともにバンキングで、質量共に申し分なくとてもよかったのですが、一つ残念な点があるとしたら、もうちょっと品数が多かったらもっと楽しめたかな~といったところ。
ご飯は白米だけ(朝はお粥もあり)でしたし、朝食のパンもクロワッサンとチョコワッサンのみ。
ご飯も白米だけではなく炊き込みご飯があったり、パンも2種類だけではなく、食パンやロールパンなどがあるなど、もう少しバリエーションがあればもっと楽しめたのかもしれません。
それに「食による体質改善」という観点で見てみると、やはり肉・魚などの動物性たんぱく質、麺類など炭水化物が多めで、野菜など積極的に採りたい食材は少なめだったのは残念なところ。
まあ、そもそも外食バイキングでそのようなものを求めてはいませんし、宿泊料を考えるとお値段相当・・・むしろお値段以上でしたので、そういう意味では大満足です。
小さな子ども連れとしては細々とお世話してくれる仲居さんもおらず、変に気を使わずに済んだのでかえってありがたかったです。
また行きたいお宿が一つ増えました。
それはさておき、「食は身体と心と運命を作る」というならば、極力ファーストフードなどお腹を満たすだけの食事を避けて、身体が喜ぶ身体に優しいご飯を食べたいものですよね。
でも、そもそも「身体にいい食生活」って、どういう食生活のことをいうのでしょう?
例えば、我が家の場合、
・デスクワークが中心でほどんど身体を動かさないアラフォーパパ。
・赤ちゃんをおんぶしながら家事育児をこなす体力勝負のアラフォーママ。
・サッカー選手を目指す今年小学生になった男の子。
・好奇心旺盛で何でも自分でやりたがる1歳の男の子。
という構成ですが、もちろん、それぞれにとっての「身体にいい食生活」って違いそうですよね。ライフステージもライフスタイルもそれぞれ違いますから。
ほとんど身体を動かさない生活をしているアラフォーパパが、サッカー選手を目指して走り回っている小学生と同じ食生活をしたら、デブ街道まっしぐらです。
本当に?
大人と子ども、さらに赤ちゃんとそれぞれのライフステージ・ライフスタイルにとって「身体にいい食事」を用意する必要があるなら、毎度の食事を準備する人はすごく大変。
それに、「身体にいい食生活」というフレーズで思いつくことと言えば、
・有機野菜や無農薬野菜を積極的にとりましょう。
・調味料はいいものに変えましょう。
・精製された白いものは身体にはあまりよくないから、未精製のものにしましょう。
などなど、正直、その食材を探すのに手間もかかるし、お金もかかるイメージがありますよね。
しかも、食べることは基本的に命ある限り続くものですから、一度もしくは数回だけ食事内容を変えたらいい、というものではありません。
身体にいいからといって、あれもこれも一気に変えよう、完璧にしようとすると精神的にも経済的にも苦しくなって、結局挫折してしまうなんてことにもなりかねません。
実際、私自身も元々食には関心が高く、何度も食生活改善にチャレンジしてきましたが、ただなんとなくよさげな情報を鵜呑みにして試してみて、家族の反対にあったり、経済的に苦しくなって挫折したりもしてきました。
なので、食生活改善のポイントは、継続可能かどうかということにありそうです。
ここで、私の考える「身体にいい食生活」とはどのような食生活なのか、基本的なことをまとめてみました。
①まずは楽しい食卓を。
②水分は水かお茶で。
③子どもには朝ごはんを食べさせる。
④主食は米。それも出来るだけ未精製のものを。
⑤小麦製品(パン、うどん、パスタなど)の主食は1日1食まで。
⑥子どものおやつは4回目の食事。
⑦野菜をたくさん食べさせる。
⑧肉よりも魚。
⑨調味料だけは本物を使う。
⑩添加物にも気を付ける。
細かいことをいえば他にもたくさんありますが、基本的なことはといえば上記の10項目ではないでしょうか。
各項目の詳細は次回以降に改めますが、これならデスクワーク中心のアラフォーパパもサッカー選手を目指す小学生も基本的には同じ食生活でも大丈夫そうです。
食事は毎日3食もしくは4食(子どもの場合)いただくもの。
無理なく出来るところから改善していきましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
ふるさと納税は本当にお得なのか?
今朝の報道番組で、「ふるさと納税返礼品の上限を寄付額の3割以下に・・・」とかなんとかいう話を小耳にはさんだ私。
元会計事務所職員としては、聞き捨てなりません。笑
ふるさと納税は、節約に励む主婦としてはやっぱり気になるところ。
返礼品のランキングを見ていても、やっぱり食べ物系が人気のようです。
(出典:ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 2017年 ふるさと納税なんでもランキング)
このサイトによると4位~7位はすべて牛肉。
みなさん、どれだけ牛さん食べるの好きなんですか~って、私も好きですけどね。
個人的には、3位の【新米 無洗米】つや姫キューブが気になります。
お米は和食に必需品ですものね。
玄米ならなお嬉しいけど、世間一般的には無洗米の方が喜ばれるのかもしれません。
そんなふるさと納税。
難しい税金計算のことはよくわからなくてもふるさと納税をすることで、
・地方の特産品が手に入る
・お給料から引かれる源泉徴収税額や確定申告の際に支払う税金がが減ることから、手取り収入額が増える
だからすごくお得♡って思いがちですよね。
実際、私の周りでも何人か利用している人もいるし、節約アドバイザーとかファイナンシャルプランナーの方に勧められたこともあります。
だけど、一見、家計の助けとなるように見えるこのふるさと納税。
本当にお得なんでしょうか?
そこで、ふるさと納税について考えてみることにしました。
ふるさと納税をすることで考えられるデメリット
ふるさと納税をすることで考えられるデメリットはいくつか考えられますが、私たち主婦に影響がありそうなこととしては、住んでいる自治体の税収が下がることがあげられます。
ということは、つまり今受けている行政サービスが低下もしくは受けられなく可能性があるということですね。
行政サービスの低下&廃止リスク
お住みの自治体にもよりますが、
- 妊婦検診や乳幼児検診などの助成金の減額または廃止、有料化。
- 子ども医療費助成金の減額または廃止。
- ゴミ収集サービスの有料化。
- 学校給食の有料化。
- 幼稚園や保育園、子ども園などの保育料高額化。
などがあげられます。
また、他にも病院や福祉施設の統廃合などもありえますね。
行政サービスの費用の出所は・・・
そりゃそうですよね。
今受けている行政サービスにかかる費用はどこから出ているかといえば、私たちが支払った税金から出ているからです。
この記事のタイトル「ふるさと納税は本当にお得なのか?」について、同じようなことを考えていた人がいらして、私よりももっと詳しく専門的に解説されている方がいました。
「本当にお得なのか?」どころか「リスクと危険性」ですって。
自分が得することしか考えてませんでしたね。てへぺろ(・ω<)
なるほどな~と感心しながら読ませていただきました。
ふるさと納税制度を食という観点からのぞいてみる
実は、このふるさと納税制度。
【食】という観点から見ても気になることがあります。
前述のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」によりますと、1位~15位までが公表されていますが、そのうち食品は12品目。
そのほとんどが高級牛肉・うなぎ・カニだったりします。
ちょっと質問しますよ~
それらの高級牛肉・うなぎ・カニですが、自腹で購入しますか?
えっ、何言ってるの?
と思いました???
そうなんです。
普段、自腹では購入しないような高額食材がもらえるということで、ふるさと納税先を決めてる場合も多いのではないかと思います。
ですが、そのような高級食材を口にすることということは、身不相応なものを身体に取り入れているということ。
自腹では購入しない=自分では買えない・買わない、けど、ふるさと納税の返礼品として受け取り食すということはそういうことになりますよね。
飽食が身体の具合を悪くするといわれているのに、そのデメリットって全くないのでしょうか?
食の観点からみたふるさと納税のデメリット
と思っていたらやっぱりありました。
江戸中期の観相学の大家に水野南北という人がいますが、彼の著した『相法極意終身録』の現代語訳が「食は運命を左右する」という書籍(現在絶版)になってまして、それに食事による運命改善法が書かれています。
「食は運命を左右する」によりますと、水野南北は、運をよくしたければ、食事の時間と量を定めること、粗食・少食を定期的によく噛んでとればいいと説いています。
美食を否定しているわけではない
だけど、南北は必ずしも美食を否定しているわけではないんですよね。
地位の高い人、つまり収入の多い人は美食をしても問題はないと言っています。
そして、地位の低い人、つまり収入の少ない人が美食することを強く戒めているんです。
食事は身分相応であることが大切だと説いているのです。
なぜなら、貧乏人の美食は運を無駄遣いすることになるから。
収入が少ない=受け取るものが少ない、のにも関わらず美食してしまうことで、運を使い果たしさらに受け取れるもの(運)がすり減ってしまうのです。
なので、思うような収入が得られていないうちは、食を慎むことが大切なのです。
では、南北が言うところの美食は何でしょう?
それは、肉や赤身の大きな魚、味の濃い食べ物、砂糖、お酒などです。
これらは、現代では金銭的に安価なものも含まれますが、それは工場で大量生産されているからで、肉や砂糖そのものが食養という観点からみると美食の範疇に入ってしまうのです。
ですから、
それらの高級牛肉・うなぎ・カニですが、自腹で購入しますか?
の質問に「もちろんYES」と答えられないうちは、ふるさと納税の返礼品として受け取り食さないほうが、運を擦り減らしてしまいさらに受け取る収入が減ってしまう、という観点からみると、ひいてはお得ではないかと思うのです。
『運気改善法』なんていうと、なんだかふわっとした感じになってしまいますが、食は心と身体と運命も作るのかもしれません。
私もこの本の存在はすっかり忘れてまして、たまたまこの記事を書こうと思ったときに思い出したのですが、再度読み直して今やってる食生活改善に活かしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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