そもそも、身体にいい食生活とはなんでしょう?
週末、家族で和倉温泉の金波荘に行ってきました。
(画像出典:【公式】湯快リゾート金波荘|和倉温泉)
客室からは大きなベランダから海が一望でき、朝や夕方、窓辺に遊びに来てくれた海鳥に子どもたちは大興奮。
源泉掛け流しのお風呂はまろやかな泉質でとても気持ちよく、大浴場の前面がガラス張りだったので海を臨みながらのんびり出来、身体も心も癒されました。
食事は朝夕ともにバンキングで、質量共に申し分なくとてもよかったのですが、一つ残念な点があるとしたら、もうちょっと品数が多かったらもっと楽しめたかな~といったところ。
ご飯は白米だけ(朝はお粥もあり)でしたし、朝食のパンもクロワッサンとチョコワッサンのみ。
ご飯も白米だけではなく炊き込みご飯があったり、パンも2種類だけではなく、食パンやロールパンなどがあるなど、もう少しバリエーションがあればもっと楽しめたのかもしれません。
それに「食による体質改善」という観点で見てみると、やはり肉・魚などの動物性たんぱく質、麺類など炭水化物が多めで、野菜など積極的に採りたい食材は少なめだったのは残念なところ。
まあ、そもそも外食バイキングでそのようなものを求めてはいませんし、宿泊料を考えるとお値段相当・・・むしろお値段以上でしたので、そういう意味では大満足です。
小さな子ども連れとしては細々とお世話してくれる仲居さんもおらず、変に気を使わずに済んだのでかえってありがたかったです。
また行きたいお宿が一つ増えました。
それはさておき、「食は身体と心と運命を作る」というならば、極力ファーストフードなどお腹を満たすだけの食事を避けて、身体が喜ぶ身体に優しいご飯を食べたいものですよね。
でも、そもそも「身体にいい食生活」って、どういう食生活のことをいうのでしょう?
例えば、我が家の場合、
・デスクワークが中心でほどんど身体を動かさないアラフォーパパ。
・赤ちゃんをおんぶしながら家事育児をこなす体力勝負のアラフォーママ。
・サッカー選手を目指す今年小学生になった男の子。
・好奇心旺盛で何でも自分でやりたがる1歳の男の子。
という構成ですが、もちろん、それぞれにとっての「身体にいい食生活」って違いそうですよね。ライフステージもライフスタイルもそれぞれ違いますから。
ほとんど身体を動かさない生活をしているアラフォーパパが、サッカー選手を目指して走り回っている小学生と同じ食生活をしたら、デブ街道まっしぐらです。
本当に?
大人と子ども、さらに赤ちゃんとそれぞれのライフステージ・ライフスタイルにとって「身体にいい食事」を用意する必要があるなら、毎度の食事を準備する人はすごく大変。
それに、「身体にいい食生活」というフレーズで思いつくことと言えば、
・有機野菜や無農薬野菜を積極的にとりましょう。
・調味料はいいものに変えましょう。
・精製された白いものは身体にはあまりよくないから、未精製のものにしましょう。
などなど、正直、その食材を探すのに手間もかかるし、お金もかかるイメージがありますよね。
しかも、食べることは基本的に命ある限り続くものですから、一度もしくは数回だけ食事内容を変えたらいい、というものではありません。
身体にいいからといって、あれもこれも一気に変えよう、完璧にしようとすると精神的にも経済的にも苦しくなって、結局挫折してしまうなんてことにもなりかねません。
実際、私自身も元々食には関心が高く、何度も食生活改善にチャレンジしてきましたが、ただなんとなくよさげな情報を鵜呑みにして試してみて、家族の反対にあったり、経済的に苦しくなって挫折したりもしてきました。
なので、食生活改善のポイントは、継続可能かどうかということにありそうです。
ここで、私の考える「身体にいい食生活」とはどのような食生活なのか、基本的なことをまとめてみました。
①まずは楽しい食卓を。
②水分は水かお茶で。
③子どもには朝ごはんを食べさせる。
④主食は米。それも出来るだけ未精製のものを。
⑤小麦製品(パン、うどん、パスタなど)の主食は1日1食まで。
⑥子どものおやつは4回目の食事。
⑦野菜をたくさん食べさせる。
⑧肉よりも魚。
⑨調味料だけは本物を使う。
⑩添加物にも気を付ける。
細かいことをいえば他にもたくさんありますが、基本的なことはといえば上記の10項目ではないでしょうか。
各項目の詳細は次回以降に改めますが、これならデスクワーク中心のアラフォーパパもサッカー選手を目指す小学生も基本的には同じ食生活でも大丈夫そうです。
食事は毎日3食もしくは4食(子どもの場合)いただくもの。
無理なく出来るところから改善していきましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。