まずは楽しい食卓を
「うちの子、あまりご飯を食べてくれないんだけど・・・」
私が食に関心があるからかもしれませんが、子育てセンターなどに子どもを連れて行くとこのような言葉をよく聞きます。
うちの子どもたちは比較的よく食べる方ということもあって、ご飯を食べないという心配はあまりしたことはありませんが、それでもたまに食べないときもあります。
後から振り返ってみると、前の食事でたくさん食べていたり、間食のしすぎだったり、運動不足だったりとそれなりの理由はあったりしますが、その場では何で食べないんだろうって心配になったり、せっかく作ったのにとイライラしたりもするものなんですよね。
もしかしたら、その子その子で持って生まれた才能や能力があるのと同様、必要としている食事の量、栄養の量も違うはずなので、普段からあまりご飯が食べない子の場合、省エネ体質といえるのかもしれません。
だけど、本当にそれだけなのでしょうか?
そこで、私が見聞きした範囲ですが、あまりご飯を食べないお子さんに何か傾向みたいなものがあるのか探ってみました。すると、
・一人っ子(第一子)で、食事のときは母親と二人っきり。
(母親の方は子どもの食べ散らかしぶりに多少イライラしている)
・第二子以降の子だけど上のお子さんと年が離れていて、離乳食は市販のレトルトがほとんど。
(大人用、子ども用、赤ちゃん用に準備するのがめんどくさいから。我が家も同じ構成なので、お気持ちはよくわかります)
といった共通点みたいなのが見えてきました。
もちろん、どこかの保育園に協力してもらって調査をしたわけでもないので、たまたまそのようなお子さんが私の周りにいただけなのかもしれません。
それに、上記にあげた項目に当てはまっても、もりもり食べるお子さんもいらっしゃるかもしれませんので、あくまで推測の域を超えません。
ですが、子どもにしっかりご飯を食べさせるには、
・食卓が楽しいこと
・手作りの美味しいご飯を食べさせること
の二点が重要ではないかと考えています。
実際、我が家も次男が産まれる前は長男は一人っ子状態でした。
主人も平日の帰宅が遅く、家族全員で食卓を囲むなんて平日はまれです。
それでも、幼少期よりしっかりご飯を食べさせるために、食事を楽しむ工夫はしていました。
例えば、鍋に入った鶏団子などの熱いものを食べさせたい時なんかはスプーンに食材をすくい、そのスプーンを高いところまであげて、
「お団子ロケット発射準備完了! 3・2・1・・・発射~!!」
と言いながら、高いところにあげたスプーンを左右に振りながら口元まで下ろしていき、口に含ませるのと同時に
「○○(←子どもの名前)基地に到着~」
なんて食べさせると、我が家の子どもたちは喜んで口を開けてくれます。
しかも、私は基本めんどくさがり屋なので、第一子長男の時から離乳食といったものを特別に準備しませんでした。
離乳食初期の10倍粥、7倍粥までは作りましたが、2人ともあまり粥を好まなかったこともあって、比較的早い段間から白米に移行しました。
野菜や魚類も大人用に作ったものをお湯で洗って、味を薄めたくらい。
それでも、長男次男ともに個人的な事情があり定期的に血液検査をしていますが、特に問題を指摘されたことはありません。
このことからも離乳食作りなど食事の準備に躍起になるよりも、手抜きできるところは手抜きして、食事をする時間そのものを楽しく過ごした方がいいのではないかと考えています。
それに、普段食事の際は母親と二人っきりであまり食べないお子さんでも、うちの子どもたちと一緒に食べると「ご飯を食べるのは楽しい」と思ってくれるのか、たくさん食べて、その子の母親もビックリされるといった経験も何回かしています。
そういう姿をみているとやっぱり、子どもにしっかりご飯を食べさせるには、
・食卓が楽しいこと
・手作りの美味しいご飯を食べさせること
の二点が重要ではないかと思ってしまうのです。
ここで、ふと気になったのですが、そもそも、なぜ人は食事を取るのでしょう?
自然界を見てみると、動物も植物も他の生物からエネルギーを取り入れて、命をつないでいます。
・植物は主に太陽と大地(地球)の生命エネルギー
・動物は主に他の生物の生命エネルギー
ですよね。
もしかしたら、太陽と地球の生命エネルギー?なんておっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、太陽も地球も生きています。
太陽は自ら輝きを放つ恒星なので、いつか燃料切れを起こす時がきます。
それを寿命とするなら太陽の寿命は100億年くらいで、現在46億歳なんて言われてたりもするんです。
では、地球の寿命はといいますと、ざっくりとですが地球の温度は太陽の熱によって保たれてますので、太陽も寿命がつきると寒くてとても生物が住める環境ではなくなるはずです。
それ以前に、太陽が燃料切れを起こす直前(といっても数億年前ですが)、膨張を始めるのでまず熱すぎて生物が住めなくなります。
この辺の話の詳細は天文学的な話になってくるので今回は避けますが、つまりは太陽も地球も寿命があり、寿命があるからには生命体であるといえるのです。
ということは、人も食事をとることで、他の生物の生命エネルギーをとりいれ、そのエネルギーを素に命をつないでいると言えるのです。
さて、その命をつなぐために摂取する生命エネルギーですが、エネルギーと一言でいってもその質に当然違いはあります。
例えば、
・土にも肥料にもこだわり、太陽の光を存分に浴びてつくられた有機野菜
・農薬や化学肥料、成長促進剤などをたくさん使って、ハウス栽培された野菜
どちらのお野菜の生命エネルギーが高いかと言われたら一目瞭然ですよね。
輸送状態などの他の要因が全く同じであれば、有機野菜の方が生命エネルギーが高い状態であると言えます。
ですが、食物がもつ生命エネルギーも他のエネルギーの波動
(画像出典:幸せを引き寄せる波動を上げる8つの方法 | セレンディピしょくティ)
によりその質が変わりますので、食卓の「場」のエネルギーがどうであるかは何を食べるか以上にとても大切なのです。
物質が持つエネルギーが他のエネルギーの波動によりその質が変わる、とはどのようなことかと言いますと、あまり適切な例ではないかもしれませんがホープダイヤモンドなんてその一例かもしれませんよね。
真偽のほどは定かではありませんが、元々ただのブルーダイヤだったのにもかかわらず、歴代の持ち主たちの強いネガティブな思いにより所有者に不幸をもたらすダイヤに変わってしまった、みたいなことが世の中にはあるみたいです。
さすがにそれは極端な例だとは思いますが、それでも
「いつまで食べているの?」「いい加減、さっさと食べて!」
このような言葉が飛び交う食卓は、「場」のエネルギーがイライラガミガミとした低い波動に満ちています。
たとえ、前述の有機野菜で作られた料理であっても、そのような場の波動が低い場所でいただく食事は、子どもの発育・成長に好影響をもたらすのでしょうか?
私は、何を身体に取り入れるかということも大事ですが、それ以上に、どのような場で食事をとることがもっとも大切だと考えています。
ですから、先日、食生活改善のポイントとしてあげた10項目
primavera-rose1108.hatenablog.com
のトップバッターとして、
まずは楽しい食卓を。
あげさせてもらいました。
ぜひ、 日々の食卓を楽しんでみてくださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。